2024.02.12健康

サツマイモの栄養

こんにちは!! パーソナルトレーナーの堀です!! 今回はさつまいもについて解説していきます。 さつまいもは炭水化物に分類され、糖質が多く甘いため一般的には太る食べ物という イメージが強いかと思います。 しかし実はGI値が非常に低いため、食後血糖値が緩やかに上昇するため太りにくい炭水化物です。 炭水化物なのでまず食物繊維が多く、整腸作用により腸内環境を整えて便通を促します。 さらに食後の急激な血糖値の上昇を抑制してくれるため、インシュリンの過剰分泌が起きにくく 脂肪の合成を防いでくれます。 糖尿病、虚血性心疾患など生活習慣病の予防にも効果的です。 ビタミンCも豊富に含まれ、なんと過熱後はりんごの4倍の含有量になります。 ビタミンCは抗酸化作用が強いため体内の活性酸素を除去し、疲労回復効果や老化、 酸化防止効果、コラーゲンの働きを助けるため美肌や風邪予防などとても良い作用が 期待できます。 カリウムも多く、血中のナトリウム濃度が高い場合はナトリウムの排出に働くため、 むくみや高血圧の改善血圧の低下により心血管疾患の予防にも効果的です。 切り口からでる白い汁の成分ヤラピンは糖樹脂の仲間で糖が結合したものになります。 緩下作用があると言われていて、さつまいもを食べると便秘改善すると言われているのは、 食物繊維とヤラピンが相乗効果を起こすからとも言われています。 カルシウムも多く含まれるため、骨や歯の主要な構成成分になる他、細胞の分裂、分化、 筋肉の収縮副交感神経優位の状態を作り出す、血液凝固作用の促進などに関与しています。 皮が滑らかで艶があり、色ムラがなくふっくらとした形のものを選ぶようにしましょう。 カルシウムなどの栄養分は皮に多いため、皮ごと食べるのがおすすめです。 ゆっくり加熱をすると甘味がアップします。