2024.01.07健康

日本人に足りていない栄養素とは

こんにちは!!

パーソナルトレーナーの堀拓也です。

現在では野菜を1日350g摂取しようと国から言われているものの、
日本人の平均摂取量は276.5g と下回っています。

日本人に足りていない栄養素はミネラルやビタミン、食物繊維等たくさんありますが、
その中でも特に不足しているのはミネラルのカルシウム、鉄、亜鉛と一般的には
言われています。

しかし、カルシウムの摂取のしすぎや、同じ骨の構成要素であるマグネシウムの不足は
骨粗鬆症を助長すると解説しました。

つまり、カルシウムが不足していると大量に乳製品等々を摂取しても骨粗鬆症の
予防にはなりませんので、どちらかいうとマグネシウムの摂取をお勧め致します。
マグネシウムは大豆製品に多く含有されておりますので、納豆等の摂取がおすすめです。

鉄に関しては、動物性の鉄と植物性の鉄があり、もちろん反対意見もありますが、
中国やアメリカの栄養調査で動物性の鉄の摂取は貧血との相関関係がないとも
言われていますので、どちらかというと植物性の鉄の摂取が重要かと思います。
つまりゴマや小松菜、ほうれん草、モロヘイヤ等から植物性の鉄を摂取することが
重要と考えます。
動物性の鉄も摂取するならお肉よりも不飽和脂肪酸のオメガ3を含むカツオや
マグロ等がおすすめです。

女性においては当然男性よりも鉄が多く必要になりますので、普段から意識して
摂取することが非常に重要です。
鉄分の吸収率を高めるためにはビタミンCの摂取が必要ですので、デザートに果物などを
食べる等々の工夫も必要となります。

亜鉛に関しては味蕾細胞(味覚の管理)を司っている、男性ホルモンの分泌により
筋肉の発達を促すと言った作用がありますのでこちらも非常に重要です。
主に魚介類に多く、牡蠣に多く含有されているというのは有名ですね。

野菜をたくさん食べるだけではマグネシウムが摂取しきれなかったりと問題もあるので、
どんな栄養素が足りなくて、どんな食品に多く含有されているのかを知るのも大切です。